夏の停電対策|エアコンが使えないときの熱中症予防と冷蔵庫対策
夏の停電で最も怖いのは室内熱中症
夏の停電で最も注意したいのは、室内熱中症です。
停電すると、エアコン、扇風機、換気扇、冷蔵庫、照明、通信機器など、普段の暮らしを支えている多くのものが使えなくなります。
その中でも、真夏にエアコンが使えなくなることは大きな問題です。
特に、気温が高い日や湿度が高い日は、室内にいても体に熱がこもりやすくなります。
「家の中だから大丈夫」
「日陰にいるから平気」
「少し暑いけれど我慢できる」
このように考えていると、気づかないうちに熱中症が進むことがあります。
熱中症は、屋外だけで起こるものではありません。
室内でも、風が通らない、湿度が高い、水分を取っていない、体調が悪い、睡眠不足がある、といった条件が重なると危険です。
特に注意したいのは、次のような方です。
- 高齢者
- 乳幼児
- 持病がある方
- 体調が悪い方
- 妊娠中の方
- 暑さに慣れていない方
- ペット
夏の停電対策は、単に「涼しく過ごす工夫」ではありません。
命を守るために、暑さを避け、水分を取り、必要であれば涼しい場所へ移動するための備えです。
エアコンが使えないときにまず確認すること
夏に停電したら、まず状況を落ち着いて確認しましょう。
焦って冷蔵庫を開けたり、暑い中で片付けを始めたりする前に、家族の体調、室内環境、停電の範囲や復旧見込みを確認することが大切です。
家族の体調を確認する
最初に確認したいのは、家族の体調です。
特に高齢者や乳幼児は、自分から「暑い」「気分が悪い」とはっきり伝えられない場合があります。
次のような様子がないか確認しましょう。
- 顔が赤い
- 汗を大量にかいている
- ぐったりしている
- ぼーっとしている
- 返事がいつもより遅い
- 水分を取りたがらない
- 頭痛や吐き気を訴える
- めまいがある
- 体が熱い
- 尿の回数が少ない
少しでも異変を感じたら、涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめ、首・脇の下・足の付け根などを冷やしながら、水分を取れる状態であれば少しずつ飲ませます。
意識がはっきりしない、水分を自力で取れない、症状が強い場合は、ためらわず救急相談や119番通報を検討してください。
室温・湿度を確認する
停電中は、エアコンが止まるだけでなく、室内の空気がこもりやすくなります。
温度計や湿度計があれば、室温と湿度を確認しましょう。
体感だけで判断すると、危険に気づきにくいことがあります。
特に高齢者は、暑さやのどの渇きを感じにくい場合があります。
室温が高く、風も通らず、湿度も高い場合は、自宅にとどまり続けることが危険になる可能性があります。
停電が長引きそうな場合は、早めに涼しい場所へ移動することも考えましょう。
復旧見込みと避難・移動の選択肢を確認する
停電が発生したら、停電の範囲や復旧見込みも確認します。
スマホが使える場合は、電力会社、自治体、防災アプリ、気象情報などを確認しましょう。
ただし、スマホの電池を使いすぎないよう、画面の明るさを下げ、低電力モードにしておくと安心です。
確認したいことは、次のとおりです。
- 停電が自宅だけか、地域全体か
- 復旧見込みが出ているか
- 近くに冷房の効いた避難先があるか
- 親戚宅や知人宅へ移動できるか
- 車で涼める場所があるか
- 高齢者や乳幼児を連れて移動できるか
- ペットを連れて行ける場所があるか
夏の停電では、停電復旧を待つだけでなく、「涼しい場所へ移動する」という選択肢も重要です。
特に、熱中症警戒アラートが出ている日や、夜になっても室温が下がらない日は、早めに判断しましょう。
エアコンなしで暑さをしのぐ基本対策
エアコンが使えないときは、室内に熱を入れないこと、体にこもった熱を逃がすこと、体を効率よく冷やすことが大切です。
ただし、これらの対策はあくまで一時的なものです。
猛暑の中で停電が長引く場合は、無理に自宅で過ごし続けないようにしましょう。
直射日光を遮る
まずは、室内に入る日差しをできるだけ減らします。
カーテン、遮光カーテン、すだれ、雨戸、シャッターなどを使い、直射日光を遮りましょう。
特に西日が強い部屋は、午後から室温が上がりやすくなります。
日差しを遮るだけでも、室内に熱がこもるのを軽減できます。
ただし、窓を閉め切ると熱がこもる場合もあります。
外の気温、風の有無、日差しの強さを見ながら、日差しを遮りつつ、風が通る状態を作ることが大切です。
風の通り道を作る
停電中に扇風機や換気扇が使えない場合でも、窓を開けて風の通り道を作ることで、室内の熱気を逃がせることがあります。
対角線上の窓やドアを開けると、風が通りやすくなります。
ただし、外気温が非常に高い場合や、熱風が入る場合は、かえって室温が上がることもあります。
また、防犯面や豪雨、強風、虫の侵入にも注意が必要です。
窓を開ける場合は、次の点を確認しましょう。
- 外の方が室内より涼しいか
- 風が通るか
- 雨や強風が入らないか
- 防犯上問題がないか
- 小さな子どもやペットが転落しないか
夜間に外気温が下がる場合は、短時間でも風を入れて室内の熱を逃がすとよいでしょう。
体を冷やす場所を意識する
暑さ対策では、体全体を冷やそうとするより、太い血管が通る場所を意識して冷やすと効果的です。
冷やしたい場所は、次のような部位です。
- 首
- 脇の下
- 足の付け根
- 手首
- 足首
保冷剤や冷却タオルを使う場合は、直接肌に当て続けず、タオルで包んで使いましょう。
冷やしすぎによる皮膚トラブルを防ぐためです。
また、濡らしたタオルで体を拭く、首に冷却タオルを巻く、うちわで風を送るなど、電気を使わない方法も役立ちます。
ただし、暑さが強い場合は、これらの対策だけで十分とは限りません。
体調が悪くなる前に、涼しい場所へ移動する判断も必要です。
夏の停電に備えたい防暑グッズ
夏の停電対策では、電気が使えなくても涼を取れるグッズと、少ない電力で使えるグッズを組み合わせることが大切です。
ここでは、家庭で備えやすい防暑グッズを紹介します。
保冷剤・冷却タオル・ネッククーラー
保冷剤は、停電時の暑さ対策に役立ちます。
冷凍庫に常備しておけば、体を冷やすだけでなく、冷蔵庫やクーラーボックスの保冷にも使えます。
ただし、停電が長引くと保冷剤も溶けてしまいます。
そのため、保冷剤だけに頼るのではなく、複数の対策を組み合わせることが大切です。
備えておきたいものは、次のとおりです。
- 保冷剤
- 冷却タオル
- ネッククーラー
- うちわ
- 扇子
- 冷感タオル
- 氷のう
- 体拭きシート
ネッククーラーには、冷凍庫で冷やすタイプ、常温で固まりやすい素材のタイプ、電動タイプなどがあります。
電動タイプは充電が必要なため、停電時に使うなら充電状況や使用時間も確認しておきましょう。
電池式扇風機・充電式扇風機
停電時には、電池式や充電式の扇風機も役立ちます。
風があるだけでも、体感温度を下げやすくなります。
特に、濡らしたタオルや冷却タオルと組み合わせると、涼しさを感じやすくなります。
選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 連続使用時間
- 充電方式
- 乾電池対応か
- モバイルバッテリーで充電できるか
- 風量調整ができるか
- 音が大きすぎないか
- 安定して置けるか
- 子どもやペットが触っても危険が少ないか
乾電池式の場合は、予備電池も忘れずに備えておきましょう。
充電式の場合は、日頃から充電しておくことが大切です。
防災用品は、買っただけでは備えになりません。
使える状態で保管しておきましょう。
ポータブル電源を使う場合の注意点
ポータブル電源があれば、スマホ、扇風機、ライト、小型家電などを使える可能性があります。
ただし、ポータブル電源があればエアコンを長時間使える、というわけではありません。
家庭用エアコンは消費電力が大きく、ポータブル電源の容量や出力によっては使えない、または短時間しか使えない場合があります。
ポータブル電源を使う場合は、次の点を確認しましょう。
- 定格出力
- 容量
- 使用したい機器の消費電力
- 使用可能時間
- 充電方法
- 保管温度
- 使用時の発熱
- 取扱説明書の注意事項
また、ポータブル電源やモバイルバッテリーは高温環境に弱い場合があります。
直射日光の当たる車内や高温になる場所に放置しないようにしましょう。
発電機を使う場合は、屋内や換気の悪い場所では絶対に使用しないでください。
一酸化炭素中毒のおそれがあり、非常に危険です。
高齢者・乳幼児・ペットがいる家庭の注意点
夏の停電では、高齢者、乳幼児、ペットがいる家庭は特に注意が必要です。
高齢者
高齢者は、暑さやのどの渇きを感じにくい場合があります。
また、持病や薬の影響で体温調整が難しくなることもあります。
停電時には、本人が「大丈夫」と言っていても、周囲がこまめに様子を確認しましょう。
確認したいことは、次のとおりです。
- 水分を取っているか
- 顔色や表情に変化がないか
- 汗をかいているか
- ぐったりしていないか
- 部屋が暑くなりすぎていないか
- 夜間も眠れる室温か
- 薬をいつもどおり飲めているか
離れて暮らす親がいる場合は、停電情報や暑さ指数、熱中症警戒アラートを確認し、電話やメールで早めに声をかけましょう。
乳幼児
乳幼児は、体温調整が未熟で、暑さの影響を受けやすい存在です。
自分で水分を取ったり、暑い場所から移動したりできません。
停電時には、次の点に注意しましょう。
- こまめに水分を取らせる
- 汗のかき方や機嫌を確認する
- 顔が赤くなっていないか見る
- 厚着をさせすぎない
- ベビーカーや抱っこひも内の暑さに注意する
- 保冷剤を使う場合は直接肌に当てない
- 授乳・ミルクの衛生管理に注意する
赤ちゃんがいる家庭では、液体ミルク、飲料水、使い捨て哺乳瓶、保冷グッズなどもあわせて備えておくと安心です。
ペット
犬や猫などのペットも、夏の停電で体調を崩すことがあります。
特に、暑さに弱い犬種、短頭種、高齢のペット、持病があるペットは注意が必要です。
確認したいことは、次のとおりです。
- 直射日光が当たらない場所にいるか
- 水を飲める状態か
- 呼吸が荒くないか
- ぐったりしていないか
- ケージ内に熱がこもっていないか
- 保冷マットや冷却用品を安全に使えているか
ペットを留守番させる時間が長い家庭では、夏の停電時にどうするかを事前に考えておきましょう。
停電が長引く場合、ペットと一緒に移動できる避難先や親戚宅、ペット可の宿泊先なども検討しておくと安心です。
停電時の冷蔵庫・冷凍庫対策
夏の停電では、冷蔵庫・冷凍庫の食品管理も大きな問題です。
停電すると、庫内の温度が少しずつ上がり、食品が傷みやすくなります。
食中毒を防ぐためには、冷気を逃がさないこと、食品を無理に食べないことが大切です。
停電直後はドアを開けない
停電したら、冷蔵庫や冷凍庫のドアはできるだけ開けないようにしましょう。
ドアを開けるたびに冷気が逃げ、庫内温度が上がりやすくなります。
停電直後に「何が入っていたか確認しよう」と何度も開けるのは避けたい行動です。
できれば、普段から冷蔵庫や冷凍庫の中身をある程度把握しておき、停電時は必要最低限の開閉にとどめましょう。
特に冷凍庫は、食品や保冷剤、ペットボトル氷を詰めておくと、保冷効果が高まりやすくなります。
ペットボトル氷を常備する
冷凍庫に余裕がある場合は、水を入れたペットボトルを凍らせておくと便利です。
ペットボトル氷は、停電時に冷凍庫の保冷を助けるほか、溶けた後は生活用水として使える場合もあります。
ただし、飲用として使う場合は、清潔な水を入れ、衛生的に保管する必要があります。
作るときは、水を満杯まで入れず、少し空間を残しましょう。
水は凍ると膨張するため、満杯にすると容器が破損することがあります。
ペットボトル氷は、冷蔵庫へ移して保冷剤代わりに使うこともできます。
停電時に冷蔵庫を開ける回数を減らしながら、庫内の温度上昇を少しでも抑える工夫になります。
食品を無理に食べない判断も大切
停電後の食品は、「もったいないから食べる」と判断するのは危険です。
特に夏は、食中毒のリスクが高くなります。
見た目やにおいに異常がなくても、細菌が増えている可能性があります。
次のような食品は、停電が長引いた場合は無理に食べない判断も必要です。
- 生肉
- 生魚
- 刺身
- 乳製品
- 卵料理
- 作り置きのおかず
- 要冷蔵の総菜
- 開封済みの食品
- クリームを使った菓子
- 温度管理が必要な食品
食品の安全性を確かめるために、少し味見をするのも避けましょう。
不安がある食品は、食べない判断が大切です。
冷蔵庫・冷凍庫の食品に頼りすぎず、常温保存できる備蓄食品を用意しておくことが重要です。
食中毒を防ぐために注意したいこと
夏の停電では、食中毒にも注意が必要です。
政府広報では、食中毒予防の原則として「つけない」「増やさない」「やっつける」が示されています。
停電時には、このうち特に「増やさない」が難しくなります。
冷蔵庫が止まると、食品を低温で保存できなくなるためです。
家庭で注意したいことは、次のとおりです。
- 冷蔵庫の開閉を減らす
- 停電が長引いた食品を無理に食べない
- 生ものを優先して確認する
- 常温保存食品を先に使う
- 手洗いができない場合はウェットティッシュや消毒用品を使う
- 調理器具や食器を清潔に保つ
- 使い捨て食器やラップを活用する
- 食品のにおい・見た目だけで安全判断しない
停電時は、調理や洗い物も難しくなります。
食中毒を防ぐためには、無理に調理するより、常温保存できるレトルト食品、缶詰、パックごはん、フリーズドライ食品などを活用する方が安全な場合があります。
また、カセットコンロを使う場合は、換気と火災に注意してください。
室内で使う場合は、取扱説明書に従い、周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
水分・塩分・経口補水液の備え
夏の停電では、水分補給が欠かせません。
暑い室内で汗をかくと、体から水分と塩分が失われます。
のどが渇いてから飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。
備えておきたい飲み物は、次のとおりです。
- 飲料水
- 麦茶
- スポーツドリンク
- 経口補水液
- ゼリー飲料
- 子ども用飲料
- 高齢者が飲みやすい飲料
飲料水は、料理や飲用に使うため、家庭備蓄として必ず用意しておきたいものです。
農林水産省や首相官邸などの防災情報では、1人1日3リットルを目安に備えることが紹介されています。
最低3日分、できれば1週間分を目標に、家族の人数分を用意しておくと安心です。
経口補水液は、脱水時の水分・電解質補給に役立つ場合があります。
ただし、持病がある方、塩分や糖分の制限がある方、乳幼児に使う場合は、医師や薬剤師に相談しておくと安心です。
「熱中症が心配だから」と普段から大量に飲むものではなく、必要な場面で適切に使うものとして備えましょう。
夏の停電で避けたい行動
夏の停電では、よかれと思ってしたことが危険につながる場合があります。
次のような行動は避けましょう。
暑い室内で我慢し続ける
「もう少しで復旧するかもしれない」と思って、暑い室内で我慢し続けるのは危険です。
特に、高齢者、乳幼児、持病がある方、ペットがいる家庭では、早めに涼しい場所へ移動する判断が必要です。
冷蔵庫を何度も開ける
停電時に冷蔵庫を何度も開けると、庫内の冷気が逃げて食品が傷みやすくなります。
停電直後はできるだけ開けず、必要なものを取り出す場合も短時間で済ませましょう。
傷んだ可能性のある食品を食べる
もったいないからといって、停電で温度管理ができなかった食品を無理に食べるのは危険です。
特に生もの、乳製品、作り置きのおかずは注意が必要です。
不安がある食品は食べない判断をしましょう。
車内で涼むときに安全確認を怠る
車のエアコンを使って一時的に涼む場合は、排気ガスや一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車庫や屋内、換気の悪い場所でエンジンをかけっぱなしにするのは危険です。
また、ガソリン残量や周囲の安全にも注意しましょう。
発電機を屋内で使う
発電機を屋内や換気の悪い場所で使うのは非常に危険です。
一酸化炭素中毒のおそれがあります。
発電機は必ず屋外の風通しのよい場所で、取扱説明書に従って使用してください。
夏の停電対策チェックリスト
最後に、夏の停電に備えて確認したいものを整理します。
暑さ対策
- 保冷剤
- ペットボトル氷
- 冷却タオル
- ネッククーラー
- うちわ
- 扇子
- 電池式扇風機
- 充電式扇風機
- 予備電池
- 体拭きシート
- 遮光カーテン・すだれ
電源・情報
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- ポータブル電源
- 小型ライト
- 携帯ラジオ
- 電力会社の停電情報ページ
- 自治体の防災情報
- 熱中症警戒アラートの確認方法
水分・食品
- 飲料水
- 麦茶
- スポーツドリンク
- 経口補水液
- ゼリー飲料
- 常温保存食品
- レトルト食品
- 缶詰
- パックごはん
- 使い捨て食器
- ラップ
- ウェットティッシュ
家族構成別
- 高齢者の常備薬
- 乳幼児用の飲料・ミルク
- 液体ミルク
- ペット用飲料水
- ペットの暑さ対策用品
- 持病がある方の医療情報
- 緊急連絡先メモ
すべてを一度にそろえる必要はありません。
まずは、飲料水、保冷剤、モバイルバッテリー、電池式または充電式扇風機、常温保存食品から整えると実用的です。
まとめ:夏の停電は「暑さを我慢しない」備えが大切
夏の停電では、エアコンが使えないことによる熱中症リスクが大きな問題になります。
特に高齢者、乳幼児、持病がある方、ペットがいる家庭では、暑い室内で我慢し続けることは危険です。
停電したら、まず家族の体調、室温・湿度、停電の範囲や復旧見込みを確認しましょう。
室内に熱を入れないよう直射日光を遮り、風の通り道を作り、保冷剤や冷却タオルで体を冷やします。
ただし、これらはあくまで一時的な対策です。
停電が長引く場合や、室内が危険な暑さになる場合は、冷房の効いた避難先、親戚宅、知人宅、公共施設などへ移動する判断も必要です。
また、夏の停電では冷蔵庫・冷凍庫の食品管理にも注意が必要です。
停電直後はドアをできるだけ開けず、冷気を逃がさないようにしましょう。
停電が長引いた食品は、見た目やにおいだけで安全と判断せず、不安があるものは食べないことが大切です。
夏の停電対策は、特別な防災グッズをそろえることだけではありません。
飲料水を多めに持つ。
保冷剤やペットボトル氷を常備する。
モバイルバッテリーを充電しておく。
冷蔵庫を開けないルールを家族で共有する。
暑さが危険なときは、涼しい場所へ移動する選択肢を持つ。
こうした小さな準備が、停電時の安心につながります。
夏の停電は、暗さよりも暑さが大きなリスクになることがあります。
「もう少し我慢」ではなく、「早めに冷やす」「早めに動く」ことを、家庭のルールにしておきましょう。
参考情報
※以下の参考情報は、2026年6月6日に確認しています。
・厚生労働省「エアコンが使用できないときの熱中症対策リーフレット」
・厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
・環境省「熱中症予防情報サイト」
・環境省「熱中症警戒アラート」
・消防庁「大規模停電下における熱中症の予防対策について」
・政府広報オンライン「食中毒予防の原則と6つのポイント」
・農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
・食品安全委員会「停電時の食品安全に関する情報」
